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レジンでオリジナルアクセサリーを作ろう☆簡単な作り方紹介

こんにちは、ライターのなみです。

最近100円ショップなどで見かける「レジン」。自分の好きなアクセサリーを作ることができるということで今人気が集まっています。イメージ通りのアクセサリーが手作りできればいいですよね。

そこで今回はレジンで作れる簡単アクセサリーの作り方と、そもそも今話題のレジンとは何なのか?について紹介します。
 


 

レジンでペンダントトップを作ってみよう!~基本の作り方紹介~

レジンは基本、型があればどのような作品も作ることができます。まずはレジンで作るアクセサリーの基本となる、ペンダントトップの作り方を紹介します。今回は100円ショップでも売られている「UVレジン液」を使用したペンダントトップの作り方を紹介します。
 

(1)材料
・フレーム

レジンを流し込む台座となる部分です。様々な形の台座があります。

・油性ペン

・はさみ

・クリアイラストシート
ペンダントトップの背景となる部分です。この動画ではクリアイラストシートを使用していますが、マスキングテープでも代用できます。また、背景が入らない場合やレジンを硬化させた後マニキュアで色を塗る場合も必要ありません。

・チャーム
ペンダントの中に閉じ込める飾りです。なお、チャームについている丸カンは、必要がなければニッパー等で切断します。
 


 

(2)作り方
①フレームに入れる背景・イラストなどを用意する

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背景をフレームに合わせて切り抜く場合は、背景イラストの部分に型紙を当て、フレーム内径よりやや小さめに切ります。イラスト・文字を切り抜いて使用する場合もなるべくぎりぎりのところを切るようにしましょう。
 

②配置を決める

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チャームや切り抜いたイラストの大まかな配置を決めます。配置が決まったら、一度すべてのパーツをフレームから取り出します。
 

③UVレジン液を薄く塗る
UVレジン液をフレームの内側に薄く塗り広げます。

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このとき、フレームの側面や底に穴が開いている可能性もあるため、両面テープやマスキングテープなどで補強すると安全です。また、際まで塗る際にはつまようじを使用すると塗りやすいです。
 

④一番下の背景を置く
一番下の背景を置きます。このとき気泡が入りやすいため、気泡が入ってしまったらつまようじで押さえつけるように押し出します。

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⑤背景の上にチャームなどを置く

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⑥UVレジン液を入れる
フレームの中心・パーツの上からUVレジン液をあふれない程度に入れます。気泡はつまようじでつぶしましょう。

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また、表面張力を利用するとぷっくらとした感じを出すことができます。
 

⑦硬化

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日光・もしくはUVランプで硬化させます。日光の場合は30分ほどかかりますが、UVライトなら3~5分で硬化できます。つまようじ等で端が固まっているか確認し、完全に固まっていることが確認できたら完成です。なお、一度硬化させた後で真ん中にレジンを重ね塗りし、もう一度硬化させるとぷっくらとした感じを出すことができます。

上記の手順については、こちらの動画で確認をすることができます。分かりづらい点などがあれば、ぜひ参考にしてください。
 

【UVクラフトレジン作り方やアレンジ方法①|基本的な作り方】
 


 

手順に慣れれば、割と簡単に作ることができそうですね。
 

ペンダントトップ以外にどんなアクセサリーが作れる?

レジンは型さえあればいろいろなものが作れます。例えば、小さめのフレームを用意すればヘアピンや指輪も作ることができます。また、手芸店などに売っているシリコン状の型(モビール)を利用すると、うさぎの形や球状など、様々な形のものを作ることができます。

シリコン状のレジンの型はどのようなものが使えるか、具体的にはこちらの記事をご覧ください。
 

【参考記事】レジンの型はシリコン製なら何でもOK?お菓子の型も使える?
 

さらに、スマートフォンケースの表面にレジンを塗り、硬化させればオリジナルのスマートフォンケースを作ることもできます。このように、レジンは様々なオリジナルグッズを作ることができます。
 

レジンとは

レジン(resin)は英語で、日本語にすると「樹脂」という意味です。接着や塗装の硬化促進、浴室やプールの防水など、様々な場面で使用されています。そんなレジンですが、アクセサリーや作品制作用に使われるものは大きく分けて3種類あります。
 

(1)エポキシレジン
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【商品紹介:クリスタルレジン 300g

 
固まると透明になるレジンです。主剤と硬化剤を一定の比率で混ぜ合わせることによって固まり、硬化時間は1日~3日ほどです。透明度はエポキシレジンの品質・鮮度によって大きく変わります。なお、エポキシレジンの場合、熱に弱く、40℃ほどになるとゴム程度のやわらかさになりますが、冷えると元の形に戻ります。

また、紫外線や空気中の酸素などによって薄い黄色に変色する恐れがあります。そのため、少し青の染料を混ぜて使い、黄色を目立たなくします。
 

(2)UVレジン

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【商品紹介:KIYOHARA UVクラフトレジン液 55g

 
UVライト(紫外線照射灯)を当てると5分ほどで透明に固まるレジンです。紫外線が当たらないと固まらないため、厚く固めることはできません。そのため、作れる作品はペンダントトップなどの薄く固める作品に限られます。1つの液だけで作れるため簡単に作ることができ、100円ショップなどでも液が売られているのが特徴です。
 

(3)ポリウレタン樹脂
種類によって白・ベージュ・黒などの色に固まるレジンで、数分間で固まるレジンです。プラスチックに近い質感ですが、カッターナイフで削ったり、キリで穴を開けたりできます。また、白に染料を混ぜ合わせるとパステルカラーになります。

加工がしやすく、固まりやすいためフィギュアや複製を作るのに適しています。ポリウレタン樹脂は熱に強く、70~80℃ほどまで硬いままです。また、変形してしまっても、熱を加えて元の形に戻すことができます。なお、ポリウレタン樹脂は扱いやすい一方、硬化時に気化ガスが発生、体質によっては皮膚がかぶれるなどの症状が出る恐れがあります。

そのため、作業中は換気をしっかりと行いましょう。こちらの記事ではレジン液のアレルギー症状や、予防・対処法について紹介しています。
 

 

作業する前に読んでおくと安心ですよ。なお、同じレジン液の種類でも、液によって固まった時にしっかりと固くなるものや比較的柔らかいまま固まるものなど、様々なものがあります。自分の作りたいものに合わせてレジン液を選ぶようにしましょう。
 

レジンのアクセサリー作りにそろえたい道具

(1)レジン液
レジン液には紫外線で硬化させるUVレジン液と、自然に硬化させるエポキシレジンがあります。よく100円ショップなどに売られているのはUVレジン液で、硬化が早いのと液を流し込むだけなので初心者でも簡単に作れるのが特徴です。一方、エポキシレジンは2つの液を混ぜて使うので計量が重要になり、硬化も1日~3日かかるのですが、より様々な種類の作品を作ることができます。
 

(2)UVライト

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【商品紹介:UVレジン基本の道具と材料が揃ったスターターキット【UVライト36W・キューブ型付34点セット】

 
UVレジンを使う場合に必要となる道具です。これを使うと数分で硬化させることができます。
 

(3)型
レジンを流し込む型です。こちらはフレームや小瓶、シリコン型など…様々なものがあります。なお、UVレジンでシリコン型を利用する場合は半透明のものを使いましょう。
 

(4)クリアファイル
クリアファイルはポリプロピレンという素材からできています。このポリプロピレンにはレジンが固まってもくっつくことはありません。そのため、レジンで制作する際は下敷き代わりにすると持ち運びやすくなるだけでなく、机などを汚す心配もなくなります。
 

(5)背景・着色料
①背景
お店で市販されているクリアシートの他、パソコンで作成したイラストをOHPシートに印刷して使うこともできます。
 

②着色料
着色料にはレジン専用の着色料もあります。ただし、硬化させた後マニキュアで着色することができるほか、プラモデル用のエナメル系塗料で着色することもできます。ただ、エナメル系塗料はUVレジンの場合紫外線を通さないため、完全に硬化できません。

そのため、エナメル系塗料を使用する場合はエポキシレジンを使用しましょう。なお、レジン液や型などは100円ショップでもそろえることができます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
 

【参考記事】レジンアクセサリーの作り方☆100均の材料を利用して挑戦☆
 

また、レジンアクセサリーを作る道具やパーツは、通販で買うこともできます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
 

 

道具の中にはなかなか近所には売られていない道具もあります。通販も利用して、自分のお気に入りの道具をそろえましょう。
 


 

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はこちらの内容についてご紹介しました。

・レジンアクセサリーの基本となるペンダントトップの作り方
・レジンで作れるアクセサリーの種類
・レジン液の種類としてUVレジン・エポキシレジン・ポリウレタン樹脂があること
・レジンでアクセサリーを作るために必要な道具

 
レジンは型があればどんなものでも作れます。ただし、使用するレジン液の特性によって作り方が変わりますので、特性をしっかりと理解することが大切です。いつも100円ショップや手芸店で見かけるレジン…。興味はあったのですが、なかなか手を伸ばすことはできませんでした。

今回、レジンアクセサリーの基本について記事を書かせていただき、レジンは本当に色々なアクセサリーを作れることが分かりました。私自身ストラップを集めることが大好きなのですが、なかなか普段買うことは出来ないので、これを機会にぜひレジンで自分だけのお気に入りのアクセサリーやストラップを作ってみたいと思いました。

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