健康・美容

目の周りが赤いのはアレルギー?考えられる原因と対処法

こんにちは、ライターのなみです。

突然ですが、目の周りが赤くなってしまったことはありませんか?

私の場合、季節の変わり目になると目が急にかゆくなり、こすりすぎて目の周りが赤くなってしまいます。

そして目の周りの赤みを隠すためにメイクをして余計に悪化…。

目の周りがかゆかったり赤くなったりすると、外出するのも嫌になりますよね。

そんな状態を繰り返さないためにも、事前に目の周りが赤くなるのを防ぐことが大切!です。

そこで今回は、目の周りの赤みはなぜ起きるのか、その原因と改善方法とさらにおすすめの化粧水も紹介します。

目の周りが赤くなる原因

(1)乾燥

強力なクレンジング剤でメイクを落としたり、強い力で洗顔を行ったり…強い刺激を肌に与えると角質層がダメージを受け、肌内部に水分を十分に保てなくなってしまいます。

肌が乾燥するとバリア機能が低下し、冷たい空気や髪の毛など、小さな刺激に対してダメージを受けやすくなりかゆみや赤みが現れやすくなります。

そして目の周りは顔の中でも特に皮膚が薄く、他の部分に比べてよりダメージを受けやすい、乾燥しやすい部分です。

目の周りの皮膚が乾燥しているとあらゆる刺激に対して弱くなってしまうので、かぶれ・アトピー・アレルギーなどの原因にもなります。

 

(2)接触性皮膚炎(かぶれ)

乾燥などにより皮膚のバリア機能が弱っていると、整髪料や化粧品が刺激となり、皮膚炎を起こすことがあります。

目の周りが赤く腫れ、かゆみや痛みを伴ったり、ひどい場合は水膨れになってしまう場合もあります。

 

(3)アトピー性皮膚炎

赤いブツブツとした湿疹とかゆみ・乾燥が見られ、左右対称に症状が現れます。目の周りだけではなく、耳の裏・首など皮膚の柔らかい場所にも湿疹が出ます。

原因ははっきりとはわかってはいないのですが、遺伝・生活習慣の乱れ・環境・ストレスなどが要因といわれています。

完治は難しく、日ごろのスキンケアをしっかりと行い、要因となりそうなものを取り除くことで症状を軽減させていきます。

(4)アレルギー

アレルギーとは何かの物質に免疫機能が過剰に反応、皮膚の赤みや湿疹・かゆみを特徴とする病です。

目の周りの皮膚は他の部分よりも薄く、外界にもさらされやすいため、他の部分よりアレルギー反応が出やすくなっています。

アレルギー反応の場合、アレルゲン物質を遠ざける必要があります。新しく使い始めたものに原因があることが多いため、症状が出たものはしばらく使用を控えるようにしましょう。

 

アレルギー性の接触性皮膚炎

金属・化粧品・目薬・植物性由来のエキスなど…なんらかの物質が目の周りの皮膚に触れ、炎症を起こした状態です。

 

アレルギー性結膜炎

アレルゲン物質が目の中に入り、炎症を起こした状態です。症状が軽い場合は目のかゆみが主な原因となりますが、症状が重くなってくると白目部分に充血が現れます。

またアレルゲン物質をなんとか目から出そうと、目やにや涙も大量に出ます。

 

(5)毛細血管の出血

激しい嘔吐・咳込み・号泣などにより、目の周りの毛細血管が圧力を受けると、出血することがあります。

目の周りの皮膚はとても薄いので、毛細血管の出血も見えてしまうことがあります。血管はしばらくすると修復され、赤みも消えていきます。

ですが、しばらくたっても赤みが消えない場合は、出血が止まっていないことが考えられます。医師の診断を受けるようにしましょう。

目の周りが赤い場合、かゆみや腫れも伴う場合が多いです。かゆみ・腫れも見られる場合はこちらの記事もご覧ください。

 

目の周りのかゆみ・腫れ、気になる原因と使える市販薬紹介ライターのなみです。 季節の変わり目や花粉の時期、または肌に合わないものをつけた時など…目の周りがかゆくなり、何も集中できなくなっ...

 

目の周りがかゆいからといってかいてしまうと、さらなる悪化につながります。市販薬を使用するなどして、かゆみを抑えることが大切です。

 

目の周りの赤み・かゆみを抑える方法

人目が気になるくらい目の周りがはっきりと赤い場合は、まず皮膚科を受診するのがおすすめです。

治療を怠ると治った後に黒く跡が残ってしまうことがあります。

皮膚科に行って専用の治療薬を処方してもらい、強制的に炎症を治療しましょう。そのほかに気をつけるべきことは、以下のとおりです。

(1)目をこすらない

赤みが見られる場合、かゆみも伴うことが多いです。この場合かいてしまうと余計に悪化してしまうため、かゆくても薬を塗ってがまんします。

 

(2)肌を清潔に保つ

汗をかいたまま放置していたり、手洗い・洗顔を怠っていると、手や顔に雑菌が繁殖します。

雑菌が乾燥などで弱った肌に雑菌が入り込んでしまうと炎症の原因となりますので、肌を常に清潔に保ちましょう。

洗顔後や入浴後、保湿を行うのも忘れずにしましょう。

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(3)生活習慣を見直す

日ごろの生活習慣が乱れていると、肌の調子も悪くなり、免疫機能も弱まります。

生活習慣を見直して健康的な生活を送りましょう。

 

良質な睡眠をとる

肌の生まれ変わりは夜寝ている間に起こります。

夜寝る前は体温を上げ、テレビや携帯などの刺激はなるべく避けます。

 

ストレスを発散する

ストレスは万病の元

ストレスが原因で肌の元気が失われたり、アトピーの発症・悪化につながったりします。適度にストレスを発散しましょう。

 

(4)環境を整える

ダニ・ハウスダスト・花粉・カビ・動物の毛といったアレルゲン物質は、アトピーやアレルギーを悪化させる原因となります。

ダニが住みつきやすいじゅうたんやカーペットはなるべく避けます。布団はこまめに日干しを行い、布団内部に発生したダニや細菌を排除します。

掃除もこまめに行い、アレルゲン物質がなるべく部屋にない状態を目指します。

 

敏感肌用の化粧水紹介

敏感肌とは、肌が乾燥し刺激に弱くなっている状態のこと。刺激の強い化粧品を使うと肌に負担をかけてしまい、悪化につながります。

(1)敏感肌用の化粧水を選ぶポイント

保湿成分が含まれたものを選ぶ

敏感肌の時は、角質層の水分を逃がさないために必要な保湿成分が足りない状態。

保湿成分が含まれた化粧水を使い、できるだけ肌に水分を保つようにします。

 

パッチテストを行う

敏感肌の場合、香料やアルコールが刺激になることがあります。

また、オーガニック化粧品の場合も植物性由来のエキスによってアレルギー反応を引き起こす恐れがあります。

新しい化粧品を使う場合は必ずパッチテストを行い、アレルギー反応を起こさないかしっかり確認してから使うようにしましょう。

 

(2)化粧水のつけ方

化粧水をつけるとき、手のひらでつける場合とコットンでつける場合があります。

どちらの場合も化粧水を優しく肌にのせ、数分間じっくりとしみこませましょう。

 

①手のひらでつける

手のひらでつけるメリットは、人肌に近い温度で化粧水をつけられることと、少ない刺激でつけられることです。

デメリットとしては、ムラなく肌に化粧水を浸透させることがやや難しいことが挙げられます。

 

②コットン

コットンでつけるメリットは、ムラなく浸透させることができることです。

デメリットとしては手のひらに比べ刺激が強いということが挙げられますが、コットンにたっぷりと化粧水をしみこませ、肌に数分間のせると、少ない刺激で肌に化粧水を浸透させることができます。

 

こちらの動画では手で化粧水をつけた後、コットンでローションパックする方法を紹介しています。

【私の化粧水のつけ方&ローションパック法0実践!スキンケアlesson☆】

 

お肌にとって乾燥は大敵!化粧水でしっかりお手入れしましょう

 

(3)おすすめの化粧水紹介

肌に潤いと保湿成分を与える化粧水。なるべく刺激が弱く、肌に浸透しやすいものを選びます。

ミストタイプ

スプレー状になっており、直接手で触れなくても化粧水をつけることができます。

乾燥が少し気になってきたときにメイクの上からでもつけることができ、メイク崩れを防ぐことができるのも利点です。

香料・着色料・鉱物油・界面活性剤などが含まれていません。

カンゾウ葉エキス・米ぬかエキス・ヒアルロン酸・セラミドなど、肌にうれしい成分がナノ分子化されて含まれているので、肌に浸透しやすいのも特徴的です。

 

液体タイプ

コットンや手のひらにつけてつかう液体タイプの化粧水。たっぷり使い、肌にゆっくりとなじませることができます。

香料・着色料・鉱物油・パラベン・アルコールが含まれておらず、人肌に近い弱酸性になっている化粧水です。

岩手県釜石の天然水を使用しており、グレープフルーツ種子エキスやヒアルロン酸など、肌にうれしい成分もたっぷり含まれています。コストパフォーマンスもかなりいいです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。今回、この記事では以下のことについて紹介しました。

 

・目の周りが赤くなる原因
乾燥
接触性皮膚炎
アトピー
アレルギー(接触性皮膚炎、結膜炎)
毛細血管の出血・目の周りの赤み・かゆみを抑える方法
こすらない
肌を清潔に保つ
生活習慣を見直す(睡眠・ストレス)
環境を整える・敏感肌用の化粧水紹介
敏感肌用の化粧水を選ぶポイント(保湿成分・低刺激)
化粧水のつけ方(手のひら・コットン)
おすすめの化粧品紹介(ミストタイプ・液体タイプ)

 

私も敏感肌で、いつも目のまわりの赤みに悩んでいました。

今回この記事を執筆し、改めてスキンケアの大切さ、そして日ごろの生活習慣の大切さを感じました。

これからスキンケアと生活習慣の見直しを行い、少しでも目の周りの赤みの改善につなげていきたいです。

 

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