インフルエンザの流行が気になる時期が近づいてきました。予防対策はバッチリでしょうか?
うがい・手洗いやマスクの着用など、気をつけているつもりなのにかかってしまうインフルエンザ。
よく耳にするa型・b型以外にc型のウイルスも存在することをご存知でしょうか?
それぞれの型によってどのような症状の違いがあるのか、1シーズンで何度もインフルエンザに感染することがあるのか、という疑問に答えます。
インフルエンザウイルス a型・b型・c型の違いは何?
過去の大流行で「スペイン風邪」や「香港風邪」などの名前を残すほど、有名となったインフルエンザは全てa型のウイルスでした。
a型のウイルスは変異をするのが早く、人間が作り出すワクチンが間に合わないことが多々あり、大流行を引き起こしてしまいます。
インフルエンザa型にかかるとどのような症状が出るのかについては、こちらの記事をご覧ください。
【参考記事】
インフルエンザa型の症状と特徴~治るまでの期間と経過
a型ほど大々的な流行はしないものの、名前をよく耳にするほどの流行があるのがインフルエンザb型です。
高熱が出ることですぐに「インフルエンザかな?」と疑えるa型と違い、胃腸の不調が感じられるのが特徴です。
ですが、正確な診断を受ける前に他の人に感染してしまうことが多く、家庭内や特定の地域で発生しやすいという特徴があります。
インフルエンザb型の詳しい症状については、こちらの記事をご覧ください。
【参考記事】
インフルエンザb型の症状と特徴~治るまでの期間と経過
あまり有名ではないものの、「誰もが1度はかかる」と言われているのが、インフルエンザc型です。
知らない間に感染し、治っていることもあると言うc型。特に小さなお子さんがかかりやすいので、注意が必要です。
インフルエンザc型にかかると、どのような症状が出るのでしょうか。こちらの記事で詳しく紹介しています。
【参考記事】
インフルエンザc型の症状と特徴~治るまでの期間と経過
こちらの動画では、「もしかしてインフルエンザに感染した?」と思った時に、どのようなタイミングで検査を受ければよいのか、を教えてくれます。
「インフルエンザの判定」
他の人への感染を防ぎつつ、しっかりとした判定を受けるためのポイントがよく分かります。
1シーズンで別の型や同じ型にかかることがある?
一旦インフルエンザに感染すると人間の体には「免疫」ができ、同じウイルスにはしばらくの間かからないと言われています。
ですから、1シーズンで同じ型のインフルエンザに2回かかるということは考えにくいようです。
しかし、a型の場合は種類が豊富なため、海外へ渡航をする方の場合は日本で流行するインフルエンザa型にかかった後、海外で別の種類のインフルエンザa型に感染するという可能性がゼロとは言えません。
また、a型に感染した後は体内にa型に対する免疫ができますが、その免疫はb型には効果がありません。
ですから、1シーズンのうちでもa型とb型に1度ずつ感染するということもあります。
インフルエンザのそれぞれの型には流行しやすい時期というのがあります。
型による特徴などを知って感染防止に努めることが大切です。
こちらの記事では、インフルエンザの型・流行する時期・年齢などによって変わってくる症状・注意点がまとめられています。
ぜひご覧ください。
【参考記事】
インフルエンザの症状まとめ~型・時期・年齢別の特徴と注意点
感染するとやっかいなインフルエンザ。
周りで流行していても「我が家は大丈夫!」と言えるくらい、しっかりと対策をしておきたいものです。