花粉症は、スギやヒノキなどの花粉(抗原)が原因で起こるアレルギー疾患です。
毎年、ある時期になるとくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみといった
煩わしい症状と闘わなくてはならず、
花粉症の人にとっては考えるだけで憂鬱になってしまいますよね。
そんな方のために、いつごろから、どのような花粉症対策をすれば、
花粉症の症状を和らげられるのか?今すぐできることはないのか?
といった情報をお伝えします。
花粉症の症状が出始める時期
花粉症と一言で言っても、色々な種類の花粉が飛散していて、
どの花粉にアレルギー反応を起こしているかで、時期が変わってきます。
日本で花粉症を引き起こすとされている植物は、
スギをはじめヒノキ、ブタクサ、ヨモギ、シラカンバなど
約50種類ほどあると言われています。
自分がいつどのような症状が出るかを把握することや、
耳鼻咽喉科を受診して原因花粉を特定する検査を受けるといった方法で、
今後の花粉症対策を明確にすることができます。
参考記事:花粉症対策に検査はした方がいいの?方法は?費用は?
花粉症の中でも最も多いのが、スギによる花粉症です。
日本は、縦長の列島なので、場所によって時期が少しずつ違いますが、
大体スギ花粉症は、冬の終わり~春にかけて(2月初旬~4月下旬頃まで)
スギ花粉が飛散する時期に症状があらわれます。
この時期になると、アレルギー反応を起こし、
くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状がでるようになるのです。
☆花粉症でしんどい人の超簡単な対処法☆
薬は、いつから飲み始めるのが効果的?
花粉症対策で、最も重要なのは初期療法です。
ここでいう初期療法とは、花粉が飛散する2週間前くらいから飲み始める
抗アレルギーの薬を服用することです。
(この時期に服用を始めるのが最も効果的だとされています)
参考記事:花粉対策と眠気はセットじゃない!薬は今、こんなにも使いやすい
初期療法を行うことにより、花粉症の症状が軽くなったり、
症状が出るのを遅らせたりすることが期待できます。
例年、花粉の飛散時期が様々な方法で、情報提供されていますので、
インターネットをはじめ、テレビや新聞などで、
こまめにチェックしておくことをおすすめします。
しかし、薬を飲み始める前に症状が出始めた時には、
すぐに内服を開始するようにしてください。
もし、シーズン中に薬で花粉症対策をしようと思っている方は、
症状が出始めてからではなく、早めに耳鼻咽喉科などの医療機関で受診して、
処方してもらったほうが良いでしょう。
自然療法は、いつから始めると良い?
花粉症の時期が近づくと、そろそろ病院へ行って薬もらってこないと・・・
と手っ取り早く薬を活用するのも良いですが、長い目で見て、
出来ることなら食事や自然療法で、体の内側から改善して完治したいのが本音ですよね。
まだ症状があまりひどくないから薬を飲むほどでもないな・・・という方は、
サプリメントや漢方薬やなどで予防をするのも良いでしょう。
参考記事:サプリメントで花粉症対策、長期計画で無理なく免疫力アップ!
お茶にも継続して飲み続けると効果的なものがあります。
代表的なのが、甜茶・べにふうき・ルイボスティなどです。
一度は、耳にしたことのあるものがあるのではないでしょうか?
参考記事:花粉症に効くお茶まとめ。価格・味、結局どれなら続く?
また、食べ物でもヨーグルトやトマト、納豆、ねぎ、しょうがなどは、
継続的に食べることでアレルギー反応をおこさない、抵抗力のある体を作ることができます。
参考記事:花粉症対策は日々の食べ物から、毎日続けるってこんなに大切!
参考記事:毎日ヨーグルトで花粉症対策、免疫アップでお腹の中から強くなる!
これらの食べ物や飲み物、サプリメント等は、薬の内服とは違い、
花粉の飛散時期だけでなく、毎日継続的に長く続けることで効果が表れます。
「今」から始めましょう!
ただし、効果を期待するあまり大量摂取をすることは、絶対に控えてください。
摂取は適量が基本です。
食べ過ぎ、飲みすぎに注意して、花粉症にさよならできる体質改善をしましょう。
まとめ記事:花粉症対策まとめました!必ず見つかるあなたにピッタリの撃退法
この記事では、病院や薬での対策、おうちでできるケア、
花粉症に効果のあるグッズやサプリメントなど、あなたに合った方法が必ず見つかります。